七草粥はいつ食べる?【2023年】食材はどこで売ってる?

季節の行事

「七草粥」は、古くから今に伝わるお正月の行事の一つで、新年の無病息災をお祈りするためのものと言われています。

この記事では、七草粥について次のことをお伝えしていきます。

1.2023年は、七草粥はいつ食べるのか?

2.七草粥の材料

3.七草はどこで売ってる?

4.七草粥のレシピ

5.子供が喜ぶ、七草粥の食べ方アレンジ

七草粥を食べて、2023年の無病息災をお祈りしましょう。

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七草粥はいつ食べる?【2023年】

七草粥は、1月7日に新しい年の無病息災を願って食べます。

七草粥を食べる日は、毎年1月7日に決まっていて、年によって変わることはありません。

なぜなら、中国から伝わった 1 年を区切る 5 つの節句( 1 月 7 日、 3 月 3 日、 5 月 5 日、 7 月 7 日、 9 月 9 日)の最初の節句が1月7日だからです。

1月7日の節句を「人日(じんじつ)の節句」と言い、この日には春の七草を粥にして神に供えた後に、家族で食べることが風習として広まりました。

お正月料理を食べて疲れた胃をいたわるために、七草に宿った自然からのエネルギーを体内に取り込み、健康と長寿を願います。

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七草粥の材料は?

1月7日に七草粥にして食べる「春の七草」は、地域や時代によっても違いがありますが、現代では次の七草が一般的です。

せり

なずな

ごぎょう

はこべら

ほとけのざ

すずな(蕪のこと)

すずしろ(大根のこと)

七草粥をつくる時には、この七つが全て揃わなくても、2~3種類だけでも大丈夫です。

ほうれん草、小松菜、三つ葉などで代用しても大丈夫です。

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七草はどこで買えるの?

昔の人は、野山に七草を摘みに行っていたと思います。

でも、現代生活ではスーパーで買うことができます。

1月7日の2~3日前くらいから、スーパーの野菜売り場にフレッシュな七草がパック入りで売っているので探してみてください。

1月7日前の数日間だけしか売られていない、超期間限定品なので、注意してスーパーの野菜売り場を見てください。

スーパーの春の七草(生鮮食品)

フレッシュな七草は、冷蔵庫で保存しているうちにしなびてきてしまうので、前日くらいに買うのがおすすめです。

タイミングよくスーパーに行かれない場合には、フリーズドライの七草もありますので、こういうのをあらかじめ買っておくのもいいですね。

スーパーのフリーズドライの七草

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七草粥のレシピ

炊いたごはんから作るレシピと、お米から作るレシピをご紹介します。

七草粥は、七草の鮮やかな緑を楽しみたいので、刻んだ七草をお粥が炊き上がる直前に入れて、サッとかきまぜて、七草が鮮やかな緑になったらすぐに火を止めることがコツです。

鮮やかな緑が白いお粥に映えます。

ごはんから鍋でつくるレシピ(4人分)

ご飯 200g

水  4カップ

塩  小匙1

1.鍋(土鍋があれば土鍋が良い)に、水とご飯をいれて中火にかける。

2.煮立ってきたら弱火にして、ごはんがふっくらとするまでコトコト炊く(15分目安)。

3.炊いている間に、七草を細かく刻んでおく。

4.大根と蕪の実の部分は、薄切りにする。

5.火を止める5~6分前に、薄切りにした大根と蕪の実の部分を入れる。

6.火を止める1~2分前に、細かく刻んだ七草と塩を入れ、サッとかきまぜる。

7.火を止めて出来上がり。

お米から炊飯器でつくるレシピ(4人分)

米   1カップ

塩   小匙1

水   炊飯器の指示通り

1.「全粥モード」を選んで、炊飯器の指示通りに米、水、塩を入れて炊く。

(全粥モードがない場合は、炊き上がった後にお湯を足して調整)

2.炊いている間に、七草を細かく刻んでおく。

4.炊き上がったら、細かく刻んだ七草を入れ、サッとかきまぜ、5分ほど保温して出来上がり。

お米から鍋でつくるレシピ(4人分)

米   1カップ

水   6カップ

塩   小匙1

1.鍋にお米と水を入れ、1時間おく。(急ぐときは、省略して良い)

2.煮立つまでは中火、煮立ったら弱火にして、吹きこぼれないように注意して炊き上げる。(40分目安)

3.炊いている間に、七草を細かく刻んでおく。

4.大根と蕪の実の部分は、薄切りにする。

5.火を止める5~6分前に、薄切りにした大根と蕪の実の部分を入れる。

6.火を止める1~2分前に、細かく刻んだ七草と塩を入れ、サッとかきまぜる。

7.火を止めて出来上がり。

七草の緑が綺麗なうちにいただきましょう。

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七草粥の食べ方のアレンジ

本来、七草粥の味付けは塩だけで、七草の苦みを味わうシンプルなものです。

でも、これだと子供が喜んで食べないということもあると思います。

そんな時は、食べ方をアレンジしてみましょう。

中華味

ウェイバーなどの中華調味料を入れて、中華味の七草粥にすると子供にも人気の味付けになります。

もともと七草粥は、中国から伝わってきた風習なので、中華味の七草粥は美味しいです。

お好みで、ごま油をたらしたり、すりごまをかけるのもおすすめ。

お餅を入れる

お正月のお餅が残っていたら、七草粥にお餅を入れるのも美味しいです。

お粥にお餅を入れる場合は、お餅(角餅)を4等分くらいに小さめに切って、お粥が炊き上がる5~6分前に鍋に入れて、柔らかくします。

お餅だけで七草粥をつくるのもいいですね。

お餅は5~6分で煮えるので、お米で七草粥を作るより、かなりの時短で出来上がります。

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七草粥の歌

かわいらしい七草粥の歌があります。

小さなお子さんのいるご家庭では、七草粥を炊いている間に「七草粥の歌」を歌いながら待っていると、七草の名前もおぼえられて楽しいですね。

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まとめ

七草粥は、2022年1月7日の朝に、一年の無病息災を願って食べます。

七草粥を食べるのは毎年1月7日(人日の節句)で、年によって変わることはありません。

七草粥の材料は、1月4日ごろからスーパーの野菜売り場に売っています。

七草がすべて揃わなくても、2~3種類だけでもOK

ほうれん草、三つ葉、小松菜などで代用してもOK

フリーズドライの七草もある。

味付けは塩だけのシンプルなもの。

子供には、中華味にアレンジするのが人気。

お餅が残っていたら、お粥にお餅を入れても良い。

1月7日には七草粥を食べて、新年の無病息災をお祈りしましょう。

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