5月14日のあさイチで、医師で作家の南杏子さんが出演されているのを見ました。
勤務先の病院のことをお話しされているのを聞いて、「もしかして?」と思いました。
というのも、数年前に亡くなった義母が最期を過ごした病院だったからです。
この記事では、あさイチに出演された医師の南先生のプロフィールと、義母が入院していた南医師の勤務している病院についてまとめました。
これを読めば、南医師のプロフィールと、終末期医療の病院がどんな病院なのかがわかりますよ!
南杏子医師のプロフィール
女子大を卒業後、出版社勤務、結婚・出産を経て、33歳で医学部に入学し、小説家としても活躍しているという多才な能力の持ち主です。
経歴
名前: 南杏子(ペンネーム)
生年月日: 1961年生まれ
経歴: 日本女子大学家政学部卒業
出版社勤務、結婚・出産を経て、東海大学医学部に学士入学。
38歳で内科医師になる。
都内病院、スイスの医療福祉互助会顧問医をつとめる。
作品
「いのちの停車場」は、吉永小百合、広瀬すず、松坂桃李、西田敏行の豪華キャストで映画化され、5月21日(金)より公開されます。
この作品は、貫地谷しほり、内田有紀などのキャストでNHKのドラマになりました↓
デビュー作がこちら↓
医療界の男女差別を描く作品↓
南杏子医師の勤務する病院はどこ?
東京都青梅市にある青梅慶友病院です。
カンブリア宮殿にも取り上げられたことのある、高齢者の療養型病院として有名です。
こちらの青梅慶友病院で勤務されています。
青梅慶友病院は、都心からは遠い立地にありますが、その分自然が豊かで、病院の敷地も広々としていて、とても気持ちが良いです。
また、青梅慶友病院の姉妹病院として、より都心に近い稲城市に「よみうりランド慶友病院」があります。
こちらは、多くの有名人の方が最期を過ごされています。
読売ジャイアンツ球場が近いせいか、ジャイアンツの名監督だった川上哲治さんもこちらで過ごされたようです。
青梅慶友病院はどんな病院?
義母がこちらの病院で、人生の最晩年を過ごさせていただきました。
主治医は南先生ではありませんでしたが、評判通りのとても良い病院でした。
ちなみに、南先生はペンネームではなく、本名で勤務されています。
青梅慶友病院は、高齢者専門の最期の看取りまでする病院です。
南先生のような老年期医療を専門とする医師が複数常駐しています。
それでも、病院というよりは、むしろ有料老人ホームに近いイメージです。
また、「ホスピスとはどう違うの?」という点は、私は専門的なことは言えないのですが、ホスピスは余命を宣告された方が入るところというイメージがあります。
青梅慶友病院は、「余命を宣告された」まではいってなくて、この病院で何年も穏やかに過ごす方も少なからずいらっしゃいます。
また、ある程度の規模の病院なら、内科・外科・小児科・整形外科といくつかの診療科がありますが、こちらの病院は内科だけです。
もし、手術などが必要になった場合には、この病院では行うことができないので、他の病院に転院して手術してもらうことになります。
有料老人ホームと病院のちょうど中間と言ったところでしょうか。
あさイチで南医師が「入院患者さんの平均年齢は90歳くらい」とおっしゃっていた通り、「寿命が先か?病気が先か?」という状態の方が多い印象です。
なので、辛いリハビリは無理強いしません。何か月か寿命が延びるよりも、今日一日が楽しければOK。
また、食事は塩気もはっきりしていて美味しいし、飲みたい方はお酒もOK。
減塩・禁酒するなら50年前からやっといてねという話です。
いかに穏やかな最晩年を過ごし、安らかな旅立ちへとつなげていけるかに細やかな配慮をしてくれる素晴らしい病院でした。
まとめ
あさイチに出演された医師の南先生は、38歳で医師となり、作家としても活躍している才能豊かな異色の経歴の持ち主。
「いのちの停車場」は映画化され、5月21日(金)に公開予定。
南医師は青梅慶友病院に勤務中。
青梅慶友病院には、同系列のよみうりランド慶友病院もある。
両病院は、日本の終末期医療の先駆けとなる病院。
南先生の小説には、人生の終末期と医療の在り方をテーマにした作品が多く、興味深いので、一度読んでみたいと思います!