「一人暮らしのキッチンは狭いし、作業スペースもないから、料理をする気がおこらない」という話をよく聞きます。
でも、工夫次第で何とかなるもの。
この記事では、一人暮らしの息子の狭いキッチンの作業スペースを広げて使いやすくした実例をご紹介します。
一人暮らしの狭いキッチンはそのままだと使いにくい
一人暮らしを始めた男子大学生の息子は、一人暮らし用のアパートに住んでいます。
一人暮らしのアパートのキッチンなので狭いは狭いですが、これくらいが平均だと思います。
こんな感じ↓
ガスコンロは2口で、魚焼きグリルはついていません↓
ガスコンロの下は、こうなっています↓
このキッチンは狭いから料理しにくいのではなくて、インフラ整備ができていないから使いづらいのです。
料理のベテランでも、料理しにくいです。
ましてや、料理の初心者が、頑張って何かを料理したとしても、大変すぎて3日坊主になってしまいます。
実際、このアパートに引っ越して一年になりますが、息子は一向に自炊する気配が見えません。
もはや、「男子、厨房に入らず」の時代ではありません。
料理は、男女を問わず、一生もののスキルです。
ダイエットをしようと思ったら、運動はもちろんですが、自炊は欠かせません。
料理のスキルは、自分の健康を守るスキルです。
という訳で、男子大学生の息子のキッチン整備に乗り出しました。
一人暮らしの狭いキッチンの一等地に置くモノ
このキッチンの一体何が、問題なのでしょう。
料理をする度に使うことになるモノたちが、一等地に配置されていないことです。
料理をする度に使うモノとは、次のようなモノです。
水切りカゴ
一人暮らし用のアパートですので、食洗機はついていません。
食器は、すべて手洗いです。
男子大学生なので、洗ったらすぐに拭いて、棚に戻す、ということは期待できません。
仮置きできるスペースが必要ですが、それがありません。
タオルと布巾
手をふくタオルと、食器用の布巾の定位置がありません。
毎回必ず必要になるのに、お風呂場まで行かないと手をふけないし、食器用の布巾は玄関の靴箱の中です。。
ラップ
ラップも使用頻度が高いモノですが、シンク上の棚の一番高いところにあります。
ペーパータオル
ペーパータオルが、シンクの下の棚にあります。
これでは、その度にかがまないといけません。
パッとみただけでも、これだけの障害があります。
そこで、キッチンの整備に取りかかりました。
吊り下げ式の水切りラックで作業スペースが広がる
整備後のキッチンです。
ずいぶん使いやすくなりました。
ポイントは、吊り下げ式の水切りラックです。
これを取り付けて、作業スペースが広がりました。
水切りラックとして使うだけでなく、調理中にもここにモノを置いておけるので、作業スペースが広がるからです。
こういうタイプのモノです↓ キッチンのサイズにあわせて選んでください。
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ただし、ガスコンロの向こう側にモノを置くのは、極力避けてください。
怖ろしい着衣着火の危険性があるからです↓
まとめ
一人暮らしの狭いキッチンでも、必要なモノを揃えて、使用頻度を考えながら適切な位置にモノを置けば、十分に作業スペースが確保できます。
こんなキッチンなら、自炊を始めてみようという気になりますね。