毎日使う幼稚園の園児帽の麦わら帽子。
汗やほこりで汚れてしまったら、どうやって洗ったらいいのでしょうか?
麦わら帽子は、洗い方もよくわからないし、汚れが一度付着するとなかなか落ちないとあきらめないでください。
「リボンに汗ジミが・・・白いのは塩なの?」
「我慢のできない臭いを何とかしたいわ」
このように頭を抱えるママへ、麦わら帽子の洗い方を素材別にご紹介します。
日ごろから出来るメンテナンス方法も伝授!
どれも家庭にあるものばかりでできるんですよ。
お手入れ方法をマスターして、園児帽の麦わら帽子を卒園まで使っていきましょう。
その麦わら帽子は洗える?まず洗濯表示確認!
まずは洗濯表示を確認しましょう。
麦わら帽子のほとんどは水洗いできません。
ただ中には以下のように素材によって水洗いができるものもあります。
天然素材(麦わら)・・・洗えない(水拭きは〇)
指定外繊維(紙)・・・洗えない(水拭きも極力控える)
ポリエステル素材・・・洗える(水洗いできるものもある)
次に、洗濯表示ラベルの見方を説明します。
例として、このラベルの洗濯表示を見ていきます。
素材は天然草木の麦わらでした。
このラベルの洗濯表示のマークの意味は次の通りです。
- 洗濯・・・洗濯機使用と手洗いは不可
- 漂白剤・・・使用不可
- タンブラー乾燥・・・禁止
- クリーニング・・・ウェットクリーニングとドライクリーニングは不可
いろいろな洗濯表示マークの意味は、消費者庁のホームページで確認することができます。
つまり、この麦わら帽子は「水洗いできないしクリーニングにも出せません」ということになります。水洗いをすると縮みますし、型崩れしてしまいます。
では、どうしたら良いのでしょう?
こういった麦わら帽子は「拭き洗い(ホームクリーニング)」が正解です。
次の「洗濯NGの麦わら帽子の洗い方」を参考にしてホームクリーニングをしていきましょう。
洗濯NGの麦わら帽子の洗い方
次に、水洗いができない2種類の麦わら帽子の洗い方をご紹介します。
どちらも水に弱い素材のため、洗う際には丁寧に扱います。
天然素材(麦わら)の麦わら帽子の洗い方
【用意するもの】
- 洋服ブラシまたは歯ブラシ
- 消しゴム
- タオル3枚位
- おしゃれ着用中性洗剤
- ぬるま湯(50度程度)
- ザル
【事前準備】
洗い液を作る。
漂白剤が入っていないおしゃれ着用の中性洗剤をぬるま湯で薄めます。
洗剤が残っているとシミの原因になるため、ごく薄くで大丈夫です。
【手順】
1.ブラッシングでホコリを落とす。
洋服ブラシ(歯ブラシでも可)で目にそって軽くブラッシングします。
消しゴムで軽くこすると消える汚れもあります。(擦りすぎはNG)
2.準備した洗い液を染み込ませて固く絞ったタオルで拭き上げる。
内側の布地の部分(スベリといいます)は汗を多く吸っていて汚れています。
下からタオルをあてながら拭き洗いをします。
麦わらが編み込んである部分はトントンと軽くたたきながら拭き上げます。
表側のリボンも b. と同じように拭き上げます。
3.きれいな真水に浸して固く絞ったタオルで水拭きする。
4.風通しのいい日陰で乾かす。(ザルに被せて平置き)
5.乾いた後、白いシミが浮き出てきたらもう一度水拭きをする。
【ポイント】
- ぬるま湯の方が汚れが落ちやすいです。
- 色落ちしないか目立たないところで試してから行います。
- 手順3で洗剤が残ってしまうとシミの原因になります。手順4でしっかり拭き上げましょう。
- 帽子を吊るしたり、掛けたり、逆さにして置くと型崩れの原因になります。ザルに被せて平置きし、風が通るようにします。
- 繊維の中に入り込んだ汚れを取るには技術が必要です。クリーニング店に相談したほうが良いでしょう。
指定外繊維(紙)の麦わら帽子の洗い方
最近の麦わら帽子は、見た目は麦わら帽子に見えても異なる素材で作られているものもあります。
紙素材は麦わら素材よりもデリケートです。拭き掃除もしない方が良いでしょう。
次にご紹介する「麦わら帽子の臭いの取り方」と同じ要領でお手入れしましょう。
麦わら帽子の臭いの取り方
次は、臭いを取る方法です。
一番簡単な方法は「風通しのいい場所での陰干し」です。
たったこれだけで、想像以上に改善されて驚きますよ。
実は、更にひと手間を加えることで、かなり臭わなくなります。どのご家庭にもあるものを用いてキレイにできます。ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
- ぬるま湯で固く絞ったタオル
- 乾いたタオル
- ファブリーズ等の消臭除菌スプレーまたは重曹スプレー※
(※ぬるま湯100mlに重曹小さじ1杯を溶かしたもの)
【臭いを取る方法】
1.固く絞ったタオルで拭き洗いする。
汗が染み込みやすい部分、スベリやツバのあたりを中心に拭きます。
2.スプレーを乾いたタオルに吹きかけ、そのタオルで帽子を軽く拭く。
3.風通しのよいところで陰干しする。
こちらは洗剤を使わない簡単な方法でした。
継続しやすいので、休日のメンテナンスとしておすすめです。
【臭いを防ぐ方法】
臭いを抑えるためには、使用後、吸収した汗の水分をすばやく蒸発させることです。
湿った状態が続くと臭ってくるので、風通しのいい場所か湿気の少ない場所に保管しましょう。
洗えるテープで麦わら帽子の汗ジミを予防
麦わら帽子の洗い方や臭いの取り方をご紹介しました。
それでも「幼稚園グッズは他にもたくさんあるし、帽子まで手が回らないわ」とついつい思ってしまいませんか?
そんな時には、汗ジミを予防するためのグッズを利用するのもおすすめです。
汗をすぐに吸収して、洗濯できて繰り返し使える麦わら帽子用の汗ジミ予防テープがあるんです。
\洗って繰り返し使える汗ジミ予防テープ「エリプリ」はこちら↓/
雑菌が繁殖する前に素早く乾燥できる上、消臭素材を使った生地で、かなり臭いにくくなりなるので、おすすめです。
最後に/まとめ
麦わら帽子の洗濯表示の見方、麦わら帽子の洗い方、臭いの取り方、汗ジミを予防する便利なテープをご紹介しました。
実は私も園児帽に汗ジミを作ってしまった母親です・・・
ご紹介した方法は、家にあるものでできるので、ぜひ一度試してほしいおすすめの方法です。麦わら帽子の園児帽を卒園まできれいに使えることを願っていますね!