2021年3月24日の「あさイチ」で、マイクロプラスチックを出さない、環境に負荷をかけない天然素材のスポンジが紹介されました。
セルロースのスポンジと、ヘチマのスポンジです。
「天然素材のスポンジって、エコなのはわかるけど、使いにくいのでは?」
というイメージがありますが、実は凄く便利で、愛用者が多いのです!
カリスマ主婦としておなじみの井田典子さんをゲストにむかえ、天然素材のスポンジを紹介してくださりました。
普通のスポンジはマイクロプラスチックが出る?
井田典子さんは、以前はアクリル製のたわしを使っていましたが、最近は天然素材のスポンジを使っているそうです。
それは、環境への負荷を減らしたいとの理由です。
一般的なスポンジ(ポリウレタン、メラミン、アクリル製のもの)は、使用するたびにマイクロプラスチックが海に流れ出ます。
そのため、なるべく天然素材のスポンジを使うようにしているそうです。
ヘチマのスポンジの使い方
包丁で、4-5cmの厚さに輪切りにして使います。
一本のヘチマから幾つかのスポンジが取れます。
普通に、食器洗い用のスポンジとして使うほか、掃除用のスポンジとして使います。
穴があいているので、石鹸をおく台として使っても、水はけが良くてちょうどいいです。
あさイチ視聴者から、番組中に次のようなコメントが寄せられました。
「洗剤なしで、グラスがピカピカに輝く。植物性の油なら、だいたいは取れるので重宝しています。」
「カレーやシチューなど、普通のスポンジだと、色やぬめりが残ったりするものにヘチマスポンジは最適です。大きな穴があいているので、すぐに綺麗になります。
ヘチマスポンジが欲しくて、実家の父に毎年ヘチマを栽培してもらっています。」
単にエコフレンドリーってだけじゃなくて、ヘチマスポンジの実力は凄いですね!
ヘチマスポンジで身体を洗うのは知っていましたが、食器洗いに良いというのは初耳だったので、私も一度試してみたいです。
セルロースのスポンジの使い方
セルロースのスポンジは、天然素材のパルプからできています。
吸水性が高いのが特徴で、水を拭きあげるのに重宝します。
まずは水にぬらして、ギュッと絞ります。
絞ったセルロースで、キッチン・洗面台・お風呂の水を拭きあげると、水垢防止に最適です。
その特徴を生かして、あさイチでは、セルロースでガラスや鏡を拭くのがおすすめとのことでした。
泡立ちは悪いのですが、洗浄力は普通のスポンジと変わらないそうです。
絹の布の使い方
古い絹の長襦袢や、絹のスカーフを切り裂いてたものをかぎ針で編んで、手のひらサイズにします。
また、布状のままで食器洗いに使うのもアリです。
あさイチでは、布状の絹でコップを洗う様子が実演されていました。
要らなくなった古い絹の長襦袢や絹のスカーフ、捨ててしまう前に、食器洗いで最後のご奉公をしてもらうのもいいですね。
まとめ
メラミンスポンジやポリウレタンのスポンジは、マイクロプラスチックが海に流れ、環境に負荷がかかります。
なるべく、天然素材のスポンジを使うようにしたいですね。
おすすめは、ヘチマスポンジとセルローススポンジ。
ヘチマスポンジは、食器洗い(カレーやシチューにも最適)に重宝で植物性の油は洗剤なしでも落ちるそうです。穴があいているので、石鹸置き台にもおすすめ。
セルローススポンジは、その高い吸水性を生かして、キッチン・洗面台・お風呂・ガラス・鏡の拭き上げに最適。
古い絹の長襦袢やスカーフは、捨てる前に、食器洗いやお掃除用の布として、最後のご奉公をしてもらいましょう。