食洗機があるんだけど、何となく使いこなせない。。
結局は、手洗いしてしまう。。
今までキチンと食器洗いをしていた方ほど、食洗機に戸惑ってしまうことが多いようです。
肩の力を抜いて、気軽に食洗機を使えるようになるためのちょっとしたコツを、うん十年の食洗機生活の経験から書いてみたいと思います。
ちなみに、うちで使っているのは、パナソニックのビルドインタイプです。
まずは予洗いなしでまわしてみる
食洗機の説明書には、「予洗いをしましょう」と書いてあります。
そう書かれていると、「予洗いしなくちゃいけないんだったら、普通に手で洗うのとあまり変わらないな」と感じてしまいますよね。
でも私は、9割がたの食器は予洗いなしで食洗機に入れています。
予洗いするのは、お皿に固形物の残り物が付着している場合だけ。
でも、それ以外のソースなどだったら、ひどい油汚れでも、ご飯茶碗でも予洗いなしで放り込んでいます。
あとで、ゴミ受けを綺麗にしておけば大丈夫なので、いちいち予洗いするより面倒ないです。
まずは予洗いなしで洗ってみて、どのくらい汚れが落ちているか、見てみましょう。
たいていの食器は予洗いなしで、手洗いよりも綺麗になっていると思います。
もし、期待通りにいかなかった場合には、食器の置き方が悪かったのかもしれません。
次に、食洗機の入れ方のコツを確認しましょう。
食器の入れ方のコツ
食器の入れ方は、洗い上がりの綺麗さに直結するので、入れ方のコツを覚えることは重要です。
この動画はよくまとまっています。
食洗機は、回転するノズルからの噴射水で洗っています。
その噴射水が良くあたるように、食器の汚れた面をノズル側に向けて置くのがポイントです。
食器を、外側から内側へと順番に並べていくと、入れやすいです。
また、食器をフックをしっかりひっかけて、斜め下向きにセットすると、綺麗に洗いあがります。
コップなどは、下向きにセットしましょう。
満杯にならなくても時間で食洗機をまわす
食洗機は手洗いに比べて、時間がかかるので、どのタイミングで回すかということがとても大切です。
「満杯になってから回そう。少量で回すのは電気代がもったいない。」と考えがちですが、この考えは捨てた方が良いでしょう。
もともと、手洗いよりも食洗機の方が省エネでコストも安いのです。
割り切って、食洗機が一杯になっていなくても、毎日決まったタイミングでまわす方が、生活の流れがスムーズにいきます。
ついでに洗うモノは、シンクの排水口のゴミ受け、ザルなど案外あるものです。
どんどん、ついでに放り込みましょう!
コロナでテレワークになってから、我が家では、朝食と昼食の食器は昼食後に一回、夕食の食器は寝る前に一回と、毎日2回まわしています。
こうすると、夕食の準備のときに「調理道具が、まだ洗えていなかった!」という悲劇が起こりません。
高価な食器は手洗いする
金銀の模様のついた食器や漆器は、食洗機にかけられません。
また、大切にしている食器や、割れやすい高価なグラス類は、食洗機にはかけない方が安全です。
食洗機の中で、水圧で動いてしまい、他の食器とあたって割れてしまう危険性があるからです。
なので、高価な食器や割れやすいグラス類は、一つ一つ、丁寧に手洗いするのが無難です。
でも、日常使いの食器なら、このような心配はありません。
電気代を節約したい場合は、乾燥を送風に
食洗機の方が手洗いより、コスト(水道代、電気代、ガス代、洗剤代)が半分くらいになることは知られていますが、それでもやはり、電気代を節約したい場合もあります。
もし、送風機能(モーターを入れずに風だけで乾燥させる)がついている食洗機なら、送風も乾燥よりは電気代の節約になります。
高温の水で洗ったあとは食器も高温になっているので、送風だけでも、乾燥していきます。
うちは、いつも乾燥は使わず送風だけで済ませているのですが、ほぼOKです。
一部、乾ききれていないところもありますが、そこは普通に布巾で拭いています。
食器を買う時は、食洗機に入れやすい形にする
実際のところ、食洗機に入れやすい形の食器と入れにくい形の食器があります。
入れにくいのが、深さのある大きな器。
ラーメン丼ぶりなどのようなものですね。
うちには、4人分のラーメン丼ぶりがあります。4人分のラーメン丼ぶりを食洗機に入れるのは、入るには入るのですが、ちょっと面倒です。
なので、最近は、パスタ用の深めのお皿でラーメンを食べています><
本当に、食洗機に入らないような食器は使わないし、買わなくなくもなりました。
食洗機の使い方のコツのポイント
食洗機の使い方のコツは、
- 予洗いなしで気軽に使ってみる。
- 食器の入れ方のコツを知る。
- 満杯にならなくても、定期的に食洗機をまわす。
- 光熱費が気になったら、送風乾燥にする。
- 新しく食器を買う時は、食洗機に入れやすい形のものにする。
食洗機、全自動洗濯機、ロボット掃除機は、現代の3種の神器です。
私の生活は、食洗機なしには成り立ちません。
一人暮らしの人にもおすすめしたいくらいです。
ちょっとした食洗機の使い方のコツを意識して、家事をストレスフリーにしましょう。