もう１０年くらいしまいこんでいたシーツに血液のシミを発見しました。
シーツを捨てるのにはもったいなかったので、ダメ元でクリーニング屋さんに電話をかけて相談しました。
そうしたら、まずは自宅で次の３段階の方法でやってみて、「それでも駄目だったら持ってくるように」とアドバイスしてくれました。
教えてもらった通りにやってみた結果、無事に、自宅で綺麗に落とすことができました(^o^)／
クリーニング屋さんから教わった、自宅でできる、時間が経って凝固してしまった血液の染み抜きの方法をご紹介します。
【第1段階】酵素入り洗剤で手洗いする
問題の染みがこれ。しっかり凝固してます。
まずは、酵素入り洗剤だけで手洗いしてみます。
この「酵素の力」が頼りです。
手洗いしてみたら。。
うーん。。
少し薄くなったような気はしますが、まだまだです( ；∀；)
【第2段階】酵素入り洗剤と酸素系漂白剤で１０分放置
そこで第2段階にうつります。
酸素系漂白剤の援軍を頼みます。
普段の洗濯にも使っている家にあったものです。
両者を１：１の割合で混ぜます。
それを、シミの部分に直接たらします。
その直後から、なんとなくシミが薄くなっていきます。
待つこと１０分。
１０分たったら、歯ブラシでトントンして最後の仕上げ。
地色の黄色にも影響なく、どこにシミがあったのかわからにくらいに仕上がりました(^o^)／
うちのシーツのシミは、第2段階で無事に落ちました。
もし第2段階で落ちなかったら、次の第3段階に進んでください。
【第3段階】塩素系漂白剤をお湯で薄めて３０分放置
ここで注意するポイントは、この段階では塩素系漂白剤を使うので、色柄ものは、色柄まで落ちてしまう怖れがあるということです。
なので、そこまでやるかどうか考えどころ。
もし、大事な衣類などであれば、塩素系漂白剤を使うのはやめて、その段階でクリーニング屋さんに相談に行った方が良いでしょう。
地色が色落ちしてもいいから血液のシミを落としたいと思うなら、次の方法を試してみます。
塩素系漂白剤の表示通りに薄めて３０分つけ置くのですが、ポイントはお湯で薄めることです。
温度を上げることで、効果が高まります。
この第3階までやって落ちなければ、クリーニング屋さんに相談に行きましょう。
シミ抜きの価格の相場は？
クリーニング屋さんに頼む場合のシミ抜きのお値段の相場を聞いてみました。
うちのシーツのシミは１０ｃｍ×１０ｃｍくらいの大きさだったのですが、私の相談したクリーニング屋さんでは５００～７００円くらいとのことでした（洗濯代は別）。
時間が経って凝固してしまった血液の汚れを落とすポイント
血液はタンパク質の汚れです。
タンパク質は熱により凝固する上に、時間が経つと繊維に入り込んでしまい、そうなると普通には落とせません。
血液がついてすぐなら、水で手洗い（＋石鹸）するだけでも落とせます。
でも、一度凝固させてしまうと、落とすのが厄介です。
凝固してしまったタンパク質の汚れには、酵素が有効です。
お手持ちの洗濯洗剤に酵素入りのものがないかどうか、チェックしてみてください。
ヒトの皮脂や垢はタンパク質の汚れなので、エリ袖の汚れに塗るタイプの洗剤には、だいたい酵素が入っています。
第1段階では、まず、このような酵素入り洗剤だけで洗います。
第2段階では、このような酸素系漂白剤をプラスします。粉末のものでもOKなので、お手持ちのものを使ってください。
時間が経って凝固してしまった血液の染み抜きの方法まとめ
私は「時間がたって凝固してしまった血液のシミは絶対に落とせない」と思い込んでいました。
でも、家にある洗剤の組み合わせで落とすことができました。
【第１段階】酵素入り洗剤で手洗い
【第２段階】酵素入り洗剤＋酸素系漂白剤を塗布
【第３段階】お湯で薄めた塩素系洗剤に３０分ひたす
それでも駄目なら、クリーニング屋さんに相談しましょう。
血液汚れはすぐに石鹸で水洗いすれば落ちるので、早く対処するのが一番です。
私のように１０年も放っておくと面倒です＞＜
でも、あきらめずに家で落とすことができて良かったです＾＾