外食で食べきれなかったとき、食べ残しを家に持ち帰りたいと思ったときに浮かぶ、こんな疑問。
そもそも、外食で食べ残した時って、持ち帰りOKなの?
何と言って頼んだら良いのか、言い方がわからないよ
外食の食べ残しの持ち帰りがOKかどうかは、お店によってさまざま。
私は食べ残してしまったときは、持ち帰りしたい方なのですが、即OKのお店もあれば、生ものでもないのに断られることもあります。
最近は、食品ロス削減に対する意識の高まりから、以前よりも、外食の食べ残しの持ち帰りOKのお店が増えてきました。
一方、食べ残しの持ち帰りNGの外食店も、まだまだあります。
そこで、外食の食べ残しの持ち帰りについて、頼むときの言い方、持ち帰りOKのお店など、いろいろな疑問について調べてみました。
外食の食べ残しの持ち帰りは自己責任
外食の食べ残しを持ち帰りたいお客さんがいる一方で、お店の側には断りたい事情もあります。
お店としては、食べ残しの持ち帰りで、万一、お客さんに食中毒でも起こされても責任が持てません。
また、持ち帰った後にいろいろクレームを言ってくるお客さんもいます。
容器代の問題もあります。
このため、デニーズのように持ち帰り用の容器代を30円にしているお店もあります。
また、ランチ時などでお店が忙しいときに、持ち帰りを頼まれても対応できないということもあると思います。
お店の側からすると、食べ残しの持ち帰りは、いろいろと大変なので、断ってしまった方が簡単だという事情があります。
でも、お店側の事情はあるものの、最近は食品ロス削減に対する意識が高まり、だんだんと持ち帰りOKのお店が増えてきています。
お店の人にとっても、せっかく手間ひまをかけて作ったお料理を、捨ててしまうよりは、持ち帰って食べてもらった方が嬉しいというのが人情です。
ただし、当たり前ですが、食べ放題の持ち帰りはマナー違反なのでできません。
また、ラーメンやスープなど持ち帰りが難しいもの、刺身などの生ものも、持ち帰りNGのことが多いです。
あくまでも、食べ残しの持ち帰りは自己責任で行い、食べ物が傷まないうちに、美味しくいただきましょう。
外国では珍しくない食べ残しの持ち帰り
外国では、わりと高級な店でも食べ残しの持ち帰りは珍しいことではありません。
お客さんが何も言わなくても、ウェイターさんが「残ったものは、持ち帰りますか?」と聞いてくれることもあります。
そのかわり、食べ残しの包み方は簡単で、アルミホイルに包んだだけ、ということも。
アメリカには「ドギーバッグ」という言葉がありますが、これは食べ残しを持ち帰って犬にあげるから、というもの。
もちろん人間が食べることも多いので、今では「ドギーバッグ」という言葉もあまり使われないようです。
「お客さんが持ち帰った食べ残しは、お客の自己責任で」という考え方が浸透しているのだと思います。
食べ残しを持ち帰りたい時の言い方
お店の人への言い方ですが、
食べきれなかったのですが、持ち帰っても大丈夫ですか?
でOKです。
この一言だけ言えば、持ち帰りOKのお店だったら、「はい、お包みします」と言ってくれます。
私の経験では、70%くらいのお店はOKでした。
でも、「申し訳ありませんが、当店ではお断りさせていただいています」と断れられることもあります。
断られても、さらに
自己責任で持ち帰りますので、お店にはご迷惑をおかけしません
と、もう一押し、言ってみるのも良いでしょう。
また、こう言われることもあります。
すみませんが、当店では持ち帰り用の容器がありません
その場合は、こう言ってみるのも良いでしょう。
簡単に包むだけで良いので、アルミホイルかラップを少し分けてもらえませんか?
私は、アルミホイルを分けてもらって、ピザを自分で包んで持ち帰ったこともあります。
食べ残しの持ち帰りできる有名外食店
外食の大手チェーンでも、各店舗・店長によってさまざまですが、下記のお店は、食べ残しの持ち帰りがOKの可能性が高いです。
一度、食べ残しの持ち帰りにトライしてみてください。
- デニーズ (容器代30円)
- ロイヤルホスト
- 和食さと
- メトロポリタンホテル(7ホテル)
- スターバックス
- 東京ステーションホテル
他にも、個人経営のお店なら持ち帰りOKなところは、たくさんあると思います。
食べ残しの持ち帰りの言い方まとめ
食べ残しの持ち帰りがOKかどうかは、お店によってさまざまです。
生ものや汁物でなければ、持ち帰りOKの可能性もあります。
お店の人に頼むときの言い方は、「食べきれないのですが、持ち帰っても大丈夫ですか?」でOKです。
もしも断られたら、
「自己責任で持ち帰るので、お店にはご迷惑をおかけしません。」
「簡単に包むだけで良いので、アルミホイルかラップを少し分けてもらえませんか?」
と言ってみると良いでしょう。
外食の食べ残しの持ち帰りは、お客さんの自己責任で、という考えが広まっていくと、持ち帰りOKなお店が今後どんどん増えていくでしょう。
一度トライしてみてください。