今まで使っていた電動歯ブラシが壊れてしまったので、歯垢クリーニングで歯科医に行ったときに、おすすめの歯ブラシを教えてもらいました。
歯医者さんおすすめの歯ブラシは、ドラッグストアやスーパーなどでは、見かけたことのないものでした。
この記事では、歯医者さんから習ったおすすめの歯ブラシと、歯周病予防のための正しい歯磨きの方法をご紹介します。
歯周病予防のための女性用歯ブラシ
そこで、歯医者さんがおすすめしてくれたのが、歯周病予防のために考えられた女性用の歯ブラシ。
最初の一本は、歯医者さんで買いました。
一般のドラッグストアには置いていないので、私は知りませんでしたが、歯科医おすすめの歯ブラシとして、有名な歯ブラシのようです。
通販で買えて、10本や5本など、まとめて買えるので、1本約213円。ドラッグストアに売っている普通の歯ブラシと比べても決して高くありません。
柔らかめのS(ソフト)と、普通のM(ミディアム)の2種類があります。
歯茎から出血する人、痛みを感じる人は、柔らかめのSをしばらく使うのがおすすめだそうです。
そして、出血や痛みがなくなったら、普通のMに替えればOK。
一か月使っていると、歯ブラシの先がへたってくるので、見た目が何ともなくても、一か月に一度は歯ブラシを交換した方が良いそうです。
歯科医に電動歯ブラシよりも手磨きをすすめられた理由
歯垢クリーニングでお世話になっている歯科医に、電動歯ブラシと普通の歯ブラシのどちらが良いかを尋ねてみました。
そうしたら、普通の歯ブラシで手磨きすることをすすめられました。
その理由は、歯周病予防のための正しい歯磨きの方法をマスターするのが先決だからということです。
電動歯ブラシが悪いという訳ではありません。
でも、正しい歯磨きの方法ができないまま、電動歯ブラシを使っても意味がないということでした。
歯周病予防のための歯磨きは、結構めんどくさいです。
根気よく、歯茎の感触を確かめながら、歯磨きのやり方をゆっくりと練習するには、まずは手磨きがおすすめということでした。
歯周病予防のための歯ブラシの使い方
歯周病を予防するには、正しい歯ブラシの使い方をマスターする必要があります。
こちらの動画がわかりやすかったです。あわせて、要点も書いておきます。
歯ブラシの持ち方
歯ブラシは、鉛筆を持つように(ペン・グリップ)持ちます。
持つ位置は、歯ブラシの全長のちょうど真ん中くらい。
この持ち方だと、歯ブラシを動かしやすく、力が入りすぎてしまうことも防げます。
歯磨きは少量に
たくさんつけてしまうと、歯磨きの清涼感の刺激で、歯ブラシの先が歯周ポケットの中に入っているのかを感じにくくなってしまうので、良くありません。
歯ブラシの先のブラシ2段分くらいで十分です。
まず歯周ポケットの中を掃除
ゴシゴシこすらず、ソフトにやさしく磨く。
毛先が曲がってしまうほどのブラッシング圧は、かえって歯肉を傷めてしまうこともあるので厳禁です。
歯垢は、のりのようなものなので、やさしくブラッシングするだけで十分に落とせます。
万一、ブラッシングで歯肉を傷めてしまったら、1~2日はその部分の様子を見ながら、よく気をつけて慎重に磨いてください。
次に歯磨き
歯茎の中の掃除が終わったら、次に歯磨きです。
これは、子どもの頃からやっている歯磨きです。
歯の凹凸の全てに歯ブラシを届かせることを意識して、1~2cmくらいの小さな動きで一本一本の歯を磨きましょう。
歯周帽予防のための中高年の歯磨き方法
具体的な歯磨き方法は、この動画がとても勉強になります。
歯周病予防のための正しい歯磨きのやり方を知ってみると、今までの歯磨きがだめだった理由がよくわかりました。
歯を磨く ×
歯茎の中を掃除する ◎
そもそも「歯磨き」っていう言葉が悪い。
これだと、歯だけ磨いていればいいって誤解してしまいます。
この動画の中でも言われていますが、子どものころに習った歯磨きの方法で、中高年になっても歯を磨いている人って、とても多いと思います。
私もそうでした。
中高年になってから、歯周病予防のためには「歯茎の中を掃除しなくちゃいけないよ」って、教えてもらえる機会はあまりないです。
歯科治療に行っても、「よく歯を磨いてくださいね。」で終わりの歯科医って、多いと思います。
でも、歯だけ磨いていたのでは、歯周病は防げません。
歯茎の中(=歯周ポケット)をやさしく掃除しなければならないのです。
「歯磨き」ではなく「歯茎の中の掃除」だとマインドを切り替えると、動画の先生が言っていることが自然にできるようになります。
歯周病予防の歯科医おすすめ女性用歯ブラシまとめ
歯周病予防のための歯磨きって、結構大変です。
完璧にやろうとすると息切れしてしまいそうなので、少しづつでも上達していけば良いと思います。
- 歯周病予防のためには、歯ブラシを使った手磨きで、まずは正しい磨き方をマスターすることが大事。電動歯ブラシは、正しい磨き方をマスターしてから。
- 歯科医おすすめの歯周病予防のための女性用歯ブラシは、
- 歯ブラシは、一か月に一度は交換する。
- 歯周病予防のためには、歯茎の中(=歯周ポケット)を掃除しなくてはならない。
- 歯だけ磨いていたのでは、歯周病は防げない。
- 歯磨きは、ほんの少しの量で充分。
根気よく、歯磨きの方法をマスターして、歯周病を防ぎましょう。