「ハルカの光」あの名作照明器具の購入方法まとめ(1話~5話)

暮らし

実在の世界の名作照明をテーマにしたNHK Eテレ「ハルカの光」。

このドラマを見て、名作照明に興味を持った人も多いはず。

この記事では、1話から5話で取り上げられた名作照明についてまとめました。

ドラマを見ながら、世界の名作照明についても勉強できて、「ハルカの光」は素敵なドラマでした。

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ハルカの光(第1話)の名作照明ゴールデン・ベル

第1話で、お寿司屋さんの大将が購入した名作照明がこちらです。

ゴールデン・ベル

フィンランド人デザイナー、アルヴァ・アアルトによる「ゴールデン・ベル」。

アアルトのアイコン的作品です。

北欧モダンを代表するインテリアブランド、Artek(アルテック)がつくっています。

artek(アルテック)ペンダント照明 A330S GOLDEN BELL(ゴールデンベル)(1937) ブラス

灯りがともっていてもいなくても、まるで彫刻のように美しい佇まいをしています。

真鍮により作られ、眩しさが少なく、シェードに刻まれた穴から光が輪のように分散されるデザインです。

1936年、ヘルシンキにあるレストラン Savoy のために考案されました。

アルヴァ・アアルトのプロフィール

20世紀を代表する世界的な建築家・都市計画家・デザイナー。

1898年ー1976年 フィンランド人

妻のアイノ・アアルトも建築家・インテリアデザイナーで、夫婦で家具などの製造にもたずさわった。

建築、家具、ガラス製品、照明など多くの作品を残した。

 

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ヘルシンキのレストラン Savoy は、現在も現役で営業中のレストランです。

 

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ゴールデンベルの購入方法

Artek(アルテック) の日本直営店が渋谷・表参道にあります。

Artek Tokyo

東京都渋谷区神宮前5 – 9 – 20

通販でも購入することができます。

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ハルカの光(第2話)の名作照明ワン・フロム・ザ・ハート

第2話で、同性婚のカップルが購入した名作照明がこちらです。

ワン・フロム・ザ・ハート

光の魔術師と呼ばれるインゴ・マウラーがデザインした「ワン・フロム・ザ・ハート」です。

結婚のお祝い用にデザインされました。

ONE FROM THE HEART/ワン フロム ザ ハート Ingo Maurer/インゴ・マウラー

ハートの上から出ている2本のワイヤーは、静脈と動脈をイメージしています。

スタンドの足元には、2匹のワニがデザインされていて、

「結婚生活には、思わぬ危険が隠れているもの」

というメッセージがこめられています。

インゴ・マウラーのプロフィール

ドイツ人の照明デザイナー、インゴ・マウラーのデザイン。

1932年ー2018年 ドイツ生まれ。

グラフィックデザインを学んだのち、1960年代に代表作となる “Bulb” を作る。

数々の賞を受賞し、その後、ユニークでデザイン性に富んだ作品を次々と発表。

プロダクトデザインだけでなく、数々の照明プロジェクトも手掛けた。

その作風は、情感たっぷりで美しく、かつ、ミニマムで機能的。

「光の詩人」と称され、照明界の巨匠の地位を築いた。

インゴ・マウラーのその他の作品

最初の代表作となった Bulb。

 

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羽がはえた電球がキュート。

カンパリグラスの照明。

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ハルカの光(第3話)の名作照明Akari

第3話の名作照明は、こちらです。

Akari

20世紀を代表する彫刻家・デザイナーであるイサム・ノグチが手がけた、和紙から生まれた光の彫刻。

1951年、当時の岐阜市長が、野口に「岐阜提灯をモチーフにしたデザインして欲しい」と依頼したことから、つくられた。

 

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22NIsamuNoguchi(イサムノグチ)「AKARI あかり」スタンドライト 和紙【75015】

ノグチ・イサムのプロフィール

1904年に、アメリカ・ロサンジェルスで、日本人父とアメリカ人母の間に私生児として生まれる。

幼少期を日本で過ごし、アメリカ、フランスで彫刻を学んだノグチは、気鋭の彫刻家として認められるようになる。

東西の芸術精神を融合した多岐にわたる彫刻を制作し、舞台芸術、家具や照明、遊具のデザインまでを手がけ、その多才ぶり天才ぶりが注目を集める。

従来の彫刻の域をはるかに広げた、大地の彫刻ともいえるランドスケープ・デザインを次々と発表。

豊かな芸術性と表現力によって、20世紀を代表する彫刻家のひとりとなる。

1987年 アメリカの国民芸術勲章を授与

1988年 日本で勲三等瑞宝章を授与

1988年 没

日本人の父には認められず、第二次世界大戦中は混血児として差別にあいながらも、芸術の才能を開花させていったノグチの過酷で数奇な人生は、本にもなっています↓

ノグチ・イサムのその他の作品

大地の彫刻、モエレ沼公園(北海道・札幌市)

ユネスコ本部(パリ)の庭園を設計。

 

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ノグチ・テーブル

 

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Akariの購入方法

岐阜提灯をつくっている株式会社オゼキが販売しており、このHPの中の公式オンラインストアで、Akari を購入することができます。

ショールームが、岐阜県と東京にあります。

オゼキ東京ショールーム

株式会社オゼキ本社 ショールーム

アマゾン、楽天、Yahoo!の通販サイトでもAkariの人気モデルを販売しています。

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ハルカの光(第4話)名作照明Here comes the sun

第4話の名作照明がこちらです。

Here comes the sun

フランス人デザイナー、ベルトラン・バラスの名作。

ビートルズの名曲が作品名の由来。

長らく廃盤だったが、2013年に復刻された。

ヒア カムズ ザ サン HERE COMES THE SUN

ベルトラン・バラスのプロフィール

1935年 フランス生まれ

1970年 軍隊に勤務後、20代の若さで Here comes the sun をデザイン

その後、フランスの照明メーカーのデザイナーとして活躍。

2013年 長らく廃盤になっていた Here comes the sun が復刻される。

フランスの田舎で育ったベルトランが、子どもの頃にいつも見ていたガロンヌ川に沈む夕陽から発想を得た。

Here comes the sun の購入方法

ミニサイズから大きなものまで、6種類の大きさがあります。

照明専門店や、インテリア専門店などで購入できます。

楽天でも購入できます。

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 ハルカの光(第5話)の名作照明は?

第5話の名作照明はこちらです。

ルイス・ポールセンPH2/1

対数螺旋をヒントにした近代照明の父、ポール・ヘニングセンの傑作。

デンマークの照明ブランド「ルイス・ポールセン」から発売された当初は、学生用の読書ランプでした。

ルイスポールセン「PH 2/1 テーブル ブラックメタライズド」

ポール・ヘニングセンのプロフィール

「近代照明の父」と呼ばれるデンマーク人照明デザイナーで、照明デザインのパイオニア。

「人にとって良質な光」を追求し、照らし出される人や物、あるいは空間に最適な明かりを追求し、数々の照明デザインを生み出した。

代表作はPHシリーズで、100種類以上のモデルがある。

中でも、PH5(ペンダントランプ)が最も人気がある。

彼の活動は、照明デザインだけにとどまらず、文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍。

1894年 デンマーク生まれ。

1964年 没

ヘニングセンのその他の作品

ヘニングセンがデザインしたPHシリーズは、ルイス・ポールセン社から出ています。

代表作 PH5 ペンダントランプ

カラーバリエーション。

ルイスポールセンの購入方法

大きさ、カラーが複数あり、このPH2/1は一番小さいサイズです。

照明専門店や、インテリア専門店で購入できます。

楽天の正規販売店でも、購入できます。

louis poulsen(ルイスポールセン)PH2/1 Table ブラック・メタライズド

 

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「ハルカの光」名作照明のまとめ

ハルカの光は、興味深い世界の名作照明器具がたくさん出てきて、ドラマも名作照明器具も楽しめます。

日常の暮らしの中に、「こんな照明があったら」と思わせるような素敵な照明たちでした。

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