風邪をひいちゃったかな?と思ったとき、身体を内側から温める食べ物を食べて寝れば、少々の風邪なら早く治すことができます。
この記事では、身体を芯からホカホカ温める温活レシピの決定版、その名も「風邪撃退鍋」をご紹介します。
レシピの具材は、豚肉、生姜、にんにく、白菜と身体を温める効果のある食材がたっぷり。
とても簡単なレシピなので、料理が苦手な料理初心者でも、具材を切って煮るだけの簡単な手順なので、失敗なく美味しくつくれるレシピです。
また、こちらでは4人分の材料を紹介していますが、一人暮らしの方は、お手持ちの鍋で一人分を作ってみてください。
簡単にできるレシピで、風邪を早く治すにはもってこい。
身体の芯から温まる食べ物で風邪を早めに撃退してください。
早く治すための食べ物「風邪撃退鍋」レシピ
その名もズバリ「風邪撃退鍋」。風邪を早く治すのに絶対におすすめの食べ物です。
白菜と豚バラ肉薄切りにたっぷりの生姜とにんにくを効かせていただく、経済的なお鍋のレシピです。材料がこれだけでは寂しいと思う場合には、えのきだけと春雨を追加してもよいでしょう。
【4人分材料】
白菜 半株
豚バラ肉薄切り(または、しゃぶしゃぶ用豚肉) 600g
えのきだけ 2束
春雨 200g
生姜・にんにく お好みでたくさん入れた方がおいしいです。
レモンや柚子、醤油でいただきます。
【手順】
1.白菜をざく切りにする。
2.生姜とにんにくを薄切りにする。
3.深めの鍋にお湯を煮立て、塩ひとつまみ(親指、人差し指、中指でつまんだ量。約1g)を入れる。
4.鍋に生姜とにんにくを入れる。
5.鍋に白菜を入れる。
6.鍋に豚バラ肉の薄切りを入れる。(えのきだけ、春雨も入れる。)
食べるときは、煮えたものから食べていき、全部の具材を引き上げてから次の具材を入れるようにします。
最後は、具材の旨味と栄養が溶け出した出汁にご飯やうどんなどを入れ、「おじや」にして食べましょう。
食べ終わるころには、身体が汗ばむほどにホカホカ温まっています。
そのまま温かくしてゆっくり寝れば、翌朝には風邪が撃退されているでしょう。
風邪を早く治すには薬よりも食べ物と睡眠!
日本人は本当に薬好きです。新聞や雑誌、TVコマーシャルには毎日多くの薬が宣伝されています。お医者さんにかかれば、たくさんの種類の風邪薬が処方されますし、ドラッグストアでも多くの風邪薬が売られています。
でも、風邪を治す薬はありません。風邪のウィルスを殺す薬が見つかれば、ノーベル賞ものだと言われています。風邪薬といわれるものは、風邪の辛い症状を多少やわらげるためのものです。
高熱のでない普通の風邪は、自分で治すしかありません。そのためには、安静にすることと保温することの二つが最も大事です。
それも、ひどくしないうちにひきはじめに、身体を温める食べ物を食べて温かくして寝るのが肝心です。
最初は大したことはないからと我慢して仕事や学校に行き、2-3日して少しづつ悪化してきて寝込む、という経過をたどる人が多いのではないでしょうか。そして、お医者さんにかかることになります。
でも、普通の風邪をお医者さんに治してもらおうというのは間違いです。
お医者さんにかかるのは、「これは普通の風邪で、インフルエンザや肺炎など他の重篤な病気ではない」と確認してもらうためです。
お医者さんの混雑した待合室で、長く待たされて汚れた空気を吸っていれば、かえって風邪が悪くなってしまい早く治すどころではなくなってしまいます。
お医者さんにかかるかどうかは、熱が出ているのかどうかで考えます。38度以上の熱が出るようならすぐに受診した方が良いでしょう。
風邪をひいたかな?と思ったら、すぐにレシピをご紹介した「風邪撃退鍋」で身体を温めて、ゆっくりと休みましょう。
それが風邪を早く治す最短の近道です。
まとめ
風邪を早く治すには、身体を温める食べ物を食べて、しっかり寝ることが大切です。
身体を温める効果が抜群で、お鍋の湯気でお部屋も温まり加湿されるという一石二鳥の食べ物「風邪撃退鍋」のレシピをご紹介しました。
外出中ですぐには何も食べられない時も、風邪をひいたかな?と思ったら、すぐに温かい飲み物を飲んで身体を内側から温めましょう。
風邪、どうぞお大事に。