ピアスの穴が開けていないノンホール女子にとって、耳元のお洒落にはイヤリングが必須。でも、痛いイヤリングだと長時間つけていられないことが多いのも事実。
痛いイヤリングと痛くないイヤリングの違いって、どこになるかご存知ですか?
ピアス穴も開けておらず、「痛くなるから」と長い間イヤリングを敬遠してきた私ですが、痛くないイヤリングを選ぶポイントを知ってからは、イヤリングを楽しめるようになりました。
耳元を飾ると顔周りがパッと明るくなって、それだけでお洒落度がグンと上がります。ピアス穴が開けられないからと言って、耳元のお洒落を諦めてしまうのは勿体ない!
痛いイヤリングの対策の仕方を知って、ノンホール女子も耳元のお洒落を楽しみましょう。
イヤリングはなぜ痛い?原因はこんな留め具!
まずは、イヤリングに使われている留め具の種類とその特徴をご紹介します。
バネ式クリップ(✖)
市販のイヤリングの多くはこのバネ式クリップです。このタイプは避けた方が無難です。
何が問題かと言うと、クリップが固定される角度が一か所しかないという点です。
これがクリップを開いた状態↓
こちらがクリップを閉じた状態↓
耳たぶの厚みがこれより厚かったら痛くて大変ですし、これより薄かったらゆるくて落としてしまいます。自分で調整することはできません。
このバネ式クリップのイヤリングは、「ちょうどこれでジャストフィットだわ」という人以外は避けた方が良いでしょう。
ネジ式留め具(△)
このタイプは自分でしめ具合が調整できます。
難点は、ネジの先の一点だけで重みを支えているということです。
この写真のような小さいイヤリングなら良いのですが、大ぶりの重みのあるイヤリングだと重みが一点に集中して痛くなってしまいます。
大ぶりのイヤリングにはおすすめできません。
ネジ+バネ式クリップ(△)
このタイプは、バネ式クリップとネジ式留め具の混合型です。
留め具が大きく開くので、ネジ式に比べて装着がしやすいのが特徴です↓
留め具を閉じた後に、更にネジで微調整できます。
短所は、ネジ式と同じく、大ぶりのイヤリングだと一点に重みが集中してしまい痛くなりやすいという点です。
痛いイヤリング対策!角度調整できるクリップ(◎)
上記の3種類の留め具の難点が画期的に改善されたのが角度調整できるタイプのクリップです。これがどういうものか、ご説明していきましょう。
これは、クリップがどんな角度にでも自分の好きな角度に固定できるというものです。
つまり、こんな角度でも↓
こんな角度でも↓
こーんな角度でも↓
自分の好みに微調整できて、その角度でしっかり固定されてゆるみません。しかも、ネジではなく面でおさえているので、大ぶりのイヤリングでもOKです!
私はこのタイプのイヤリングを使い始めてから、本当に痛みがないので、イヤリングに対するイメージが変わりました。本当に痛くないです!
難点は、市販のイヤリングでこのタイプの留め具が使われているものが少ないことです。写真はアメリカのモネ(MONET)というブランドのイヤリングで、「痛くないイヤリング」として人気絶大だったのですが、残念ながら数年前に日本から撤退してしまいました(泣)。
現在、モネ(MONET)のイヤリングを買おうと思ったら、アメリカに行ったときに買うか(Maycy’s などのデパートを見てみてください。日本より格安です)、日本のヴィンテージアクセサリーのお店やメルカリなどで中古品を探すしかありません。
もう痛くない!痛いイヤリング対策のおすすめ
痛いイヤリング対策としてとても有効な調整できるクリップのイヤリングですが、どこで探したら良いでしょうか。
私のおすすめをご紹介いたします。
JewCas のエアイヤリング
信頼の日本製で、シリコンカバーもついて金属アレルギーの人にも安心です。繊細で可愛いデザインが多いので、若い人から幅広い年代向けになっています。
難点は、価格帯が高めなことです。
ハンドメイド作品を買う
もっと手軽にできる対策は、角度調整できるクリップを使ったハンドメイドのイヤリングを買うことです。
最近は、このようなクリップが手作りイヤリング用のパーツで売られています。腕に覚えのある人は、自作してみてください。
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「自分で作るなんてとても無理」という人は、Creemaや minne、メルカリなどのハンドメイド作品の販売サイトで、このようなイヤリングを探してみるのがおすすめです。
お気に入りのデザインで、角度調整できるクリップを使っているものがあったらラッキーです。市販品よりもお手軽にお気に入りを買えるかもしれません。
まとめ
痛いイヤリング対策のおすすめは、角度調整できるクリップを使うことです。
バネ式クリップやネジ式留め具、ネジ+バネ式クリップは、痛くなりやすいのでおすすめできません。
角度調整できるクリップがついた市販のイヤリングとしては、アメリカのブランドのモネ(MONET)が人気でした。でも、残念ながら現在では日本で買うことはできません。アメリカで買うか、日本ではヴィンテージアクセサリーのお店か、フリマで中古品を探すしかありません。
そこでおすすめなのが、市販のネックレスでは、JewCamのエアイヤリング。角度調整できるクリップを使っていて、金属アレルギーの人にも安心なシリコンカバーのついた信頼の日本製です。価格帯は高めです。
もっと手軽に痛くないイヤリングを楽しむには、角度調整可能なクリップを使ったハンドメイドのイヤリングを探すこと。最近では、Creemaや minne、メルカリなどのハンドメイド作品の販売サイトで探すことができます。
ピアスホールを開けていないと耳のお洒落をあきらめてしまいがちですが、痛くないクリップを選ぶというちょっとした対策で、イヤリングを楽しむことができます。
痛いイヤリング対策のあれこれをご紹介しました。是非、耳元のお洒落を楽しんでください。
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