2020年8月のNHK「100分de名著」は、ミヒャエル・エンデの「モモ」。
「人間にとっての豊かな時間とは何か?」について「モモ」の中にあるエンデの名言から河合俊夫さんが解説してくれます。
この番組についての感想を書いていきたいと思います。
「モモ」エンデの名言①本当に相手の話を聞くことができる人はめったにいない
「小さなモモにできたこと、それは他でもありません、相手の話を聞くことでした。
なあんだ、そんなこと、と皆さんは言うでしょうね。
話を聞くなんて、誰にだってできるじゃないかって。
でもそれは間違いです。
本当に聞くことのできる人は、めったにいないものです。
そしてこの点でモモは、それこそ他には例のない素晴らしい才能を持っていたのです。」
モモは徹底的に受け身で、聞く存在。
モモにそれができたのは、モモが空っぽだからではなく豊かな存在だったから。
「モモ」エンデの名言②いつもただ次のことだけを考えるんだ
「一度に道路全部のことを考えてはいかん、わかるかな。
次の一歩のことだけ、次のひと呼吸のことだけ、次のひと呼吸のことだけ、次のひと掃きのことだけを考えるんだ。
いつもただ次のことだけをな。」
「モモ」エンデの名言③
(8月10日放送予定)
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