認知症の一人暮らしの親が施設入所を嫌がる!対処法や対策はある?

生活情報
スポンサーリンク

一人暮らしの親に認知症の症状が出てくると、子どもとしては「常に見守りの目のある安心できる施設で暮らして欲しい」と望みます。でも、傍目から見てかなり心配な状況になってきても、老人ホームなどの施設への入居を嫌がるケースが多くあります。

筆者が遠距離介護の経験を通じて知った、一人暮らしの高齢者が施設を嫌がる理由と、その対策や対処法を考えていきます。

スポンサーリンク

認知症の親が施設を嫌がる理由①ネガティブなイメージ

老人ホームなどの介護施設は、昔と比べて進化していて、高齢者の生活を豊かにすることを主眼としたところが増えてきました。

でも、今70代、80代の高齢者は、昔のイメージを持っているので施設入所をかたくなに嫌がるケースがあります。

この場合の対策としては、実際に今の介護施設を知ってもらうことが重要です。見学に行くのを嫌がる高齢者が多いと思うので、まずはパンフレットを多数取り寄せて見てもらうことから始めましょう。

そのうち、実際に施設見学に行けたらラッキーです。高齢者は一般に単調な生活を送っているので、外食やちょっとしたお楽しみがある「お出かけ」という形にすれば、施設見学に連れ出しやすくなるでしょう。

1カ所ではなく、最低でも3カ所は見ると良いでしょう。だんだんと施設に対するイメージも変わってきます。

そして、暑さ寒さの厳しい時期にちょっと療養するなどの理由をつけて、1週間ほど体験入居してみましょう。

施設では、24時間、周りに人の気配を感じることができるという安心感があります。人間は社会的な動物なので、一人暮らしの高齢者ほど、この安心感が身に沁みるでしょう。

自分が一人暮らしをしている生活と、どちらの生活が良いか自分で感じてもらう機会があると良いでしょう。

スポンサーリンク

認知症の親が施設を嫌がる理由②自分はまだ大丈夫と思っている

これは一理あります。認知症でも、周りの人が思っている以上に残存能力はあるものです。

認知症でも「自分は自立して生活して行くんだ」という気概のある高齢者は、施設に入ると、その心の支えを失くしてしまい、一気に認知症が進んでしまうことが多いそうです。

対策としては、必要な対策を施した上で、様子を見守ることです。焦って施設に入れようとすると、かえって反感を煽ってしまうかもしれません。

介護保険をフルに活用して、見守りの目と生活支援の介護サービスを入れるのは必須です。民間警備会社の高齢者見守りサービスの利用も検討しましょう。

高齢者を狙った詐欺被害を防ぐために、防犯電話機もおすすめです。

いずれ、本人も一人暮らしが不安になる時期が来て、事実上、一人暮らしの継続が困難になる時が来ます。

スポンサーリンク

認知症の親が施設を嫌がる理由③費用が心配

認知機能が弱ってくると、自分の経済状態を把握することも難しくなってきます。自分は一体どれだけのお金を持っているのかわからなくなってくるので、施設の費用が払えないと思い込むのです。

その場合は、子どもが親の経済状況を把握してあげて、「年金収入と貯金の切り崩しで、ここの施設の費用は払える」ことを丁寧に説明してあげましょう。

スポンサーリンク

認知症の親が施設を嫌がる理由④身辺整理ができていない

最後に引っかかるのは、今まで自分が暮らした家の整理ができていない、ということです。

施設に入ったら、そこが終の住処になるとの思いがあるので、「入る前に、今の家を綺麗に片付けて出ていきたい」という思いが強いケースです。

対策としては、体力と認知機能が弱ってきている親御さんの片付けを一緒に手伝ってあげましょう。

もし、親子だと喧嘩になってしまいそうだったら、今は実家のお片づけを手伝ってくれるサービスも色々あります

あるいは、遺産相続についての遺言書を書いてからでないと施設に入れない、という方もいらっしゃいます。

遺言書を残すことは、後に残された家族のためです。やるべきことはやってから施設に入りたいという気持ちに寄り添うことが大事だと思います。

スポンサーリンク

まとめ

認知症を発症した高齢者が施設入所を嫌がるのには、色々な理由があります。

介護施設の方にお話を聞くと、自ら進んでホームに入る方はまずいないとのことです。

怪我や病気などで入院してしまってから、自宅には戻れずに施設に入居する方が多いそうです。

その時期が来たら、タイミングを逃さずに施設に入居できるよう、事前に準備をしておきましょう。

 

 

コメント